Google+のプロフィール名規約の運用は想像の遥か斜め上を行く

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ども。7月1日以来二週間、ずっとGoogle+停止中の鳥居であります。
ここまでの経緯はこんな感じでした。

7月1日 「鳥居三三」でGoogle+アカウント確保。ただ表示名が三三、だけでなんかへんな感じ。そだ、tory33とか名前にいれておけばアピールになるかも。

「おっとその名前は規約違反だ。登録する気かい?審査中にしちゃうぞ?」


構わんよ!

はい、審査中。てかあとサービス使わせねー。文句あるなら「相談するボタン」っぽいの押せや。

あちゃ、そいつはヤンチャが過ぎたな、すまんすまん。名前も戻したし、これでなんとかひとつ頼んます!

7日間放置プレイ

7日後。「あー、なんかお前から頼んます、って来たけど規約違反してるね、うん。却下。理由は規約みて考えな。」

え゛。イヤイヤイヤ、状態元に戻したんだし、おかしいだろよ。もう一度申請!

2日後。「だーかーらー。規約見ろっていってんだろ。あと気に食わないから停止中にするな。お前が悪い」

えー。てか日本語も微妙だしサイトとか証明もだしてるのに、さてはさっぱり見てないな?よーしパパもう一度申請しちゃうぞー。

「だから却下だっつーの。規約見ろ」


いや、わけがわからん。俺が規約のどこを違反したよ?
微妙な日本語とか混ぜた自動返信メールしやがって!
ちっとは「どこが悪い」ぐらい書けや、ボケェ!

まあ、どんぐらい脚色してるか、もしくは事実かどうかは、このリンクでエントリを確認してみてつかーさい。そんな話膨らましちゃないつもりなんですけどね。で、 今朝方、Googleのサポートからの返信で、重要なことが判明したのでこのエントリでご報告いたします。

プロフィール名には数字や
記号は使ってはならない。
無論、英語に翻訳して
数字と認識できるものは
すべて規約違反、
これ常識(キリッ

(※2011.07.15 10:23 追記:問題が解決しました。詳細は、続きの最後に追記する形で提示いたします。)

えらいことになりました。実名に近いものとか、そんなレベルじゃありません。もう数字の要素があり、それを翻訳した段階で出現したら

即、停止。(※+、Buzzなどの複数機能)

いやいや、マテマテマテ。そんなこといったって、洋の東西問わず、数字の要素が入っている名前ってニックネーム以外にも結構ありますぜ、てか日本は特にそういう数字が入っている通称とか芸名とか本名とかいっぱいあるだろうよ! てか、

一郎、二郎、三郎

とかもだめなのですか、Google先生? というのがただいまの状態です。現状の運用基準が続く限り、日本でのGoogleプロフィールでの違反率はうなぎのぼり。てか金融機関の連絡用に使用しているアカウントに支障とかあったらどないせっちゅーねん。今はGmail本体には影響はないですが、

さりげなく運用規約が
コロコロ変わるGoogle、
いつ、こちらの意図しない
アカウント全停止が起きても
全然不思議ではない

ということで、さすがに洒落にならないので、メール投稿という弱い形ですが、国民生活センターに報告しました

どうも、
「文句あるならひらがなでも
使ってなwwwwww」

という気がしないでもないので、記しておきます。
英語圏以外のすべての数字の要素を名前に持つ、全ての方へ、
みなさんそのリスクがある旨、お伝えいただければ幸いです。

2011.07.15 10:23 追記:問題が解決しました。

Googleサポートから下記の通りのメールが到着しました。

—————–

Google Profiles Support profiles-support@google.com
Re: [#833154897] Google Profile Name Review
2011年7月15日2:36

Hi 鳥居三三,
Thank you for contacting us with regard to the name you want to use with your Google Profile. After further review, we have determined that your name is within our Community Standards policy. Thank you for your patience while we reviewed your profile name. I do around 500 of these appeals from all over the world a day. Speed is important and can not always find a native speaker to do a translation.
– 元のメッセージを隠す –


Sincerely,
Neil
The Google Profiles Support Team

—————–

そして、朝アカウントを確認した結果、Googleプロフィールのステータスが停止中から、使用できる状態になっていることを確認しました。

20110715_朝の状態.png

なお、ここまでコメント欄で活躍中の松尾氏とはメールのやりとりはしておりません。Googleサイドの舞台裏でどのような動きがあったかはさておき、あくまでGoogleサポートとの直接のやりとりで話が収束したことを記載しておきます。また3度に渡る再審査で審査して貰った名前は、まさにいま表示されている名前、漢字で「鳥居三三」(名:三三 姓:鳥居)です。この名称で3度審査に落ちていることを改めて記しておきます。

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コメント11件

  • Takashi Matsuo より:

    こんにちは Google の松尾と言います。

    https://www.tory33.com/blog/187 の Neil のメール通りだとすると、漢数字が駄目と言っているわけではないですね。

    ニュアンスとしては、「三三という名前はどうも本名とは思えません。もし本名でしたら ID を送ってもらえればオッケイを出します」

    と言っていると思います。これを元に「Google は漢数字が駄目と言っている」というのはちょっと乱暴かなと思います。

    もし宜しければ、私宛にまずはメールくださいませんか。私の方で何か手助けができると思います。

  • […] Androidに関する、はてなブックマーク新着情報です。 Google+のプロフィール名規約の運用は想像の遥か斜め上を行く | tory33 […]

  • tory33_ より:

    松尾様

    コメントありがとうございます。
    ただし、残念ながら松尾さんの「強引である」という解釈には賛同しかねます。

    Neilのメールの内容は次の通りです。

    ・(プロフィール)名に関する詳細は下記リンクの通りです。
    http://www.google.com/support/profiles/bin/answer.py?answer=1228271

    ※ここで規約を見ると、

    Avoid unusual characters in your name.

    のところで

    When you create your profile, our system will check the name you submitted for unusual characteristics. For example, numbers, symbols, or obscure punctuation might not be allowed.

    という規約が出てきます。これを見た後の文脈として、

    ・あなたの名前は、翻訳すると「トリイ・33」となります。

    ここでこのような文面が来たことから、これは規約に違反している箇所を指摘しているものと判断しました。その後の文面で

    ・Googleプロフィールでは、日常生活であなたが使っている通称(common name)が必要になります。

    となり、Google側としては、この「33」を意味するものは通称として認められるものではない、という確認だと解釈しています。

    ・もし、この名前が本名(legal name)であるならば、政府発行の証明書を送っていただければあなたの名前を許可します。

    ということで、本名だったら仕方ない、許可するけれど、という意味で、
    そうでない(本名でない)のならば規約に従った名称をつけるべき = 漢数字も紛らわしいのでやめてほしい という文脈と結論づけました。

    しかしながら、「33という数字であって規約違反」であると判断されるのは如何ともしがたく、三三は名称に用いられる固有名詞であり、通称の一種と判断できませんか? と申し出た次第です。

    以上は強引な解釈でしょうか?

    などといってはおりますが、まあ、強引なのかもしれませんが、まあここまで表沙汰になったからこそ、ようやく日本語でのサポートに辿りつけたと思います。

    実のところ、それが一番問題ではないでしょうか。

    ともあれ、明日メールいたします。お手数おかけいたします。

  • tory33_ より:

    追伸:
    Googleプロフィールに入力するのは実名、ではなく「通称」ですやね。
    規約のどこにも「本名(legal name)入れよ」とは書いてないっす。本名だったら通称として(すぐに)認めますという文脈だもの。

    「Googleプロフィールには実名を入れなさい」とは規約には書いてないことを、ここを閲覧するみなさん、ちと論点の前提に入れてつかーさい。facebookとは違うんですってばさ。

  • Takashi Matsuo より:

    鳥居さん

    > そうでない(本名でない)のならば規約に従った名称をつけるべき = 漢数字も紛らわしいのでやめてほしい という文脈と結論づけました。

    確かにこのあたりの解釈はいろいろできると思います。ひとつだけ、今回の件では停止の発端になってしまった原因が、もともと tory33 という id の中に数字が入っていた事です。(数字を許すかどうかというのはまた別の論点です)

    このケースでは、この経緯を踏まえて「三三」というお名前が 33 と訳せることを以て、ID の提示をお願いしたということではないかと思っています。

    もちろん、弊社サポートに足りない点もいくつかあると思います。まずはスピードの問題、英語が必要なことなどです。停止から時間がかかってしまい申し訳ありません。

    このあたりはゆくゆくは改善していきたいと思っています。

    まずはメールをお待ちしています。

  • SEOKINGS NEWS より:

    […] ↓ 構わんよ! ↓ はい、審査中。てかあとサービス使わせ … 記事元:Google+のプロフィール名規約の運用は想像の遥か斜め上を行く | tory33 2011-07-14 23:08  167 […]

  • Takashi Matsuo より:

    プロフィールが復活しましたね。良かったです 🙂

    僕にはまだ、鳥居さんが本名をお使いかどうかわからないので、念のため。

    もし本名をお使いでなければ、本名に戻していただくことをお勧めします。

    プライバシーの関係で本名を登録したくない場合は、Google Takeout でデータを吸い出してプロフィールを削除する方法もありますので、こちらもご検討ください。
    https://www.google.com/takeout/

    それでは、Google+ を楽しんでください 🙂

  • tory33_ より:

    松尾様

    引き続き、コメントありがとうございます。

    審査中の最初の瞬間に「鳥居(tory33)三三」と登録しようとしたのであって、その後の第一審査から現在に至るまで、プロフィール画面で設定しサポートに提出した名前は「鳥居三三」(名:三三 姓:鳥居)です。2回目の審査後、審査中から停止中にステータスが変わったものと記憶しております。詳しくはそちらでの対応記録と照合してください。ただ、記憶違いなどがある可能性がありますので、それについてはそちら側での記録結果からの見解で結構です。

    審査中と、停止のタイミングについて、あたかもずっと規約違反の名称で申請を行っていたかのようなミスリードを記載する姿勢に、残念ながら疑問と若干の恐怖を感じております。

    これは先にいただいたコメントにおいても「本名」を強調されておりましたが、http://www.google.com/support/profiles/bin/answer.py?answer=1228271
    においては、「Google プロフィールでは、日常生活でお使いの名前(common name)を使用する必要があります。」とあります。(なお、規約について、こちらの環境の問題でしょうが、場合によって英語表記だったり、日本語表記だったりしてちと戸惑ってます)。またGoogleサポートとのメールのやりとりの中で実名については「real name」と別の言葉で示していることから、実名と「日常生活でお使いの名前」は違うものと解釈しておりますが、それも「強引」ということでしょうか。

    また、最後のコメントは誤解を生みやすい提案に感じます。規約やガイドラインで記載のない、「本名を使う事」を案内し、それがしたくない場合にはデータを吸い出してプロフィールを削除せよ、という件です。プロフィールで、通常表示したい名称と、審査対象にする名称を別にしてやりとりすればよいだけの話ではありませんか? また、プロフィールを削除して、それに関連するサービスを継続して利用できるように思えないのです。素直にそちらの指示に従うと、結果現アカウントでの利用を自ら停止するだけになる気がするので、さっぱり納得できません。

    むしろ、こちらの直情的な申請にも関わらずそれを検討し最終的にアカウントの復帰を承認した、というGoogleサポートの判断と結果のほうが非常にシンプルで納得のいくものです。

    残念ながらここまでのそちらの主張、意見を伺うと、もしメールでのやりとりを開始した場合、これまでコメントでのやりとりにあったような問題について誘導がなされ、アカウントの停止に追いやられる可能性があったのではと考える次第です。

    正規のサポートからの見解を持ってこの件は終了しましたので、以後新たにメールをすることはいたしません。
    また、新たな停止提案などありましたら、それがそちらの運用規約に則ったものである限りお伺いいたします。また正規のサポートからのご連絡としてお願いいたします。ここまであくまで松尾氏やグーグル日本は第三者的であって、他の媒体で見解を発表することはあっても、直接この問題の解決に寄与してない結果しか見えてないからです。

    では、Google+ を楽しみます。
    101号室に行くまで見守ってくださいまし。
    (以上)

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