失敗の科学 めずらしくきちんと答えが書いてある本
世の中の評論、見解には実のところ「こまったもんですね」はあっても「で、こうしていけばいいんじゃないですかね」がないことが往々にしてあるですな。タイトルとか文章の前半はいいんだけど、いや、そのタイトル通りの分析いつ始まるの? とかの段で最後の3行とか、それは次回に説明する(といっといて延々と説明しない)など、とても消化不良が起きることが多いんです。「うわ、時間損した・・・」って思うことだってありまさあな。
そんな中で、やっぱりタイトルに釣られたのか、最近こんな本に出会いました。
いやあ、これはいいぞぉおおおおおお。専門書っぽい表紙のくせに中身は「世界まる見え」とか「アンビリバボー」みたいなワクワクエピソード。そしてその各エピソードから学ぶテーマが明快に示され、今後自分たちがそういう事態になりそうになったらどうするのか、について丁寧に丁寧に丁寧に、ってサカナクションか! ってぐらいきっちり書いてある。
正直、最後まで読んで延々と涙が止まらなかった。生きててこの本に出合えて本当によかった。それぐらい、自分にとっての「道筋」を示した一冊だったのですよ。
どう、いいのか、についていろいろまとめていったり、繰り返し復習しようと思うね、てかやるけど。
まあ、そんな感じー。
2020-07-01 by
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